★ロボットを作っていくうえでギアが必要ですが、ギアはどうやって作るんでしょう?
・そもそも歯の形状って何なの。
・インヴォリュートってなんなの。
・なんでうまくかみ合うの。
などなどいろんな不思議と戦う必要があります。
かなり世の中は不思議でいっぱいです。
ググってみると加工法は分かります。
ラックをつかうのとピニオンカッターをつかうのと・・・いろいろです。
というわけで、まずはどうやって歯形を得るかを考えてみます。
歯形が得られれば、NCで作るとか3Dプリンタするとかチョロいですからね。
1、ラックが動く
歯車の材料は円柱です。
これにぎざぎざをつけます。
円柱にラックをグザグサ刺していけばいいらしいです。
どのくらいのペースでさすかっていうのは、ラックの並進速度とギアの基準ピッチ円の円周速度を一致させます。
で、台形のラックを動かすっておもえば
こんな感じです。
6ステップぐらい動かします。
ラックを移動→円柱を回転→加工ってなります。
台形の加工形状は円柱に付いて回ります。
加工形状はこんな感じになります。
いっぱいになってよくわかりません。
1ステップ目の加工形状は2ステップ目に回転します。
2ステップ目の加工形状は3ステップ目に回転します。
ステップが進むと加工形状がいっぱい重なります。
2、何度もラックがグサグサする
円柱に台形がぐさってなります。
で次のステップでは、前のステップの台形の加工形状に追加で加工がおこなわれます。
つまり2ステップ目は
ラックの移動と、加工の軌跡をかぶせた感じになります。
台形の穴に、ちょっとずらしてラックで削る感じですね。
ちなみに3ステップ目は
3つの台形を重ねた感じになります。
3、何回も繰り返すと歯形になる。。
ラックの位置は右方向に6ステップ
ギア材料の回転角度は時計回りに6ステップです。
6個の台形が重なります。
台形の左側面をみると歯形になってます。
あとは適当なスプラインでつなげればいいですね。
以上です。
これでみんな歯車が作れますね。おわり。
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